赤松利一著『見えない日本』
著者:赤松利市
翻訳者: 曹一兵
出版社:北京聯合出版社
制作:Haodu Culture
原題:下層階級の市民A
出版年: 2021-12
ページ番号: 224
ISBN: 9787559655103
日本は美しい国ですか?
2011年3月11日、マグニチュード9.0の地震が日本を襲い、大津波と原子炉メルトダウンが発生しました。地震後、多数の派遣労働者が被災地に入り、復旧作業を行いました。
これらの臨時労働者の多くは貧困家庭出身で、教育水準が低く、過酷で危険度の高い清掃作業に従事し、日々侮辱、搾取、差別に直面しています。貧困、低い自尊心、イライラ、そして周囲との付き合いの難しさといったレッテルが、彼らに貼られています。これは完全に彼ら自身の問題ではありませんが、社会の歪みが大きな原因となっています。
日本の経済大国としての地位の背後には、生き残るための大きなプレッシャー、社会の固定化した階層化と不平等、そして貧富の差の拡大が横たわっている。
週刊東洋経済が「格差社会の日本にとって、本書の刊行はタイムリーだ」と鋭く指摘したのも無理はない。
著者について · · · · · ·
赤松利一
関西大学文学部卒業。「定住しない」伝説の作家として、2018年に衝撃作『サバ』を発表し、たちまち熱い議論を巻き起こし、日本文壇で注目を集めた。2020年には『犬』で第22回大藪春彦賞を受賞。
2011年の東日本大震災は福島原発事故を引き起こした。震災後の復興過程において、著者は放射能汚染地域に赴き、除染作業に従事する中で、様々な差別や不正義に直面した。本書は、著者自身の体験に基づき、日本社会の表層を剥ぎ取るドキュメンタリー文学である。
この本は出版されるとすぐにアマゾンジャパンのベストセラーリストのトップに躍り出て、大きな議論を巻き起こした。